QUEEN PART1

遂に今日よりクイーンが20年振りに来日ってことで盛り上がってます。はっきり言って、思いっきり後追いです。。。今までほとんど語ってきたことがないと思いますが、リアルタイムに聴いたのは彼らのラストアルバム『イニュエンドウ』('91)の時だったと思う。そのタイトル曲を聴いたときの衝撃は忘れられない。ドラマチックで時にヘヴィでといった感じで、気になるアーティストではあったのですが、当時メタリカやガンズ・アンド・ローゼズ(以下GN'R)、スキッド・ロウと言ったバンドを好んで聴いていたので、クイーンまでは食指が動かなかった。そうこうしているうちに、フレディ・マーキュリーが他界。

クイーンの凄さを各アーティストが語るようになる。凄いのはハードロック系の人だけではなく、エルトン・ジョンやジョージ・マイケルが参加しているフレディ・マーキュリーの追悼コンサート。いかにポップフィールドまで影響を与えてたのかってことだけど。クイーンってスタンス的には時代の音に敏感に反応し変化し続けるデヴィッド・ボウイに近くないかな。特に70年代後半以降はそう。
このライブは基本的にはクイーンのメンバーをバックにゲストがヴォーカルを取るというもの。見所はエルトン・ジョンとアクセル・ローゼス(GN'R)が肩を組んで唄っていたり、普段ギターを弾きながら唄ってるジェイムス・ヘットフィールド(メタリカ)がマイクだけ持ち手持ちぶたさなところかな。当時の記憶ではWOWOWで生放送されてたような気がする。デフ・レパードがモロに影響されたまま「ナウ・アイム・ヒア」をカヴァーしたのを覚えているんだけど収録されてないし。GN'Rもアクセルがオリジナル曲を演奏時にステージ狭しと東へ西へと走り回り、いつものようにカメラが彼を追いかけられなかったのも(笑)覚えているんだけど収録されていないみたい。
あの録画した貴重なビデオテープは探したけど出てこないし、大学時代の友達に貸したままだな(苦笑)

93年頃、映画『ウェインズ・ワールド』に「ボヘミアン・ラプソディ」が使用され、サントラよりシングルカットされ大ヒットを記録。95年にはフレディが生前レコーディングされていた音源を集め、メンバーが音を被せた『メイド・イン・ヘヴン』('95)<以前に書いたレビューはコチラ>がリリースされ、世間的にも第二次クイーン・ブームが到来。ボクもこの頃、ようやく『グレイテスト・ヒッツ』('81)や『イニュエンドウ』('91)を購入した気がする。あと、2nd『クイーンU』('74)、3rd『シアー・ハート・アタック』('74)、4th『ア・ナイト・アット・ザ・オペラ』('75)、5th『ア・ディ・アット・ザ・レース』('76)を続けて購入。
名作とされる『ア・ナイト・アット・ザ・オペラ』はまあまあ良い曲が入っているな程度で、プログレッシヴ・ロックぽいと言われ期待して買った『クイーンU』は全く理解できず。当時のお気に入りは一番ハードロック然とした3rd『シアー・ハート・アタック』。「ブライトン・ロック」、「キラー・クイーン」、「ナウ・アイム・ヒア」、「ストーン・コールド・クレイジー」が収録されているのが決めてかもしれない。
その頃(95年)は、クイーンと言えばベスト盤か3rdと決めていたような気がします。
<長くなりそうなので、次回へ続く>


2005/10/26